Agro-Perma-Lab Foundation (APLab)

Agro-Perma-Lab(APLab)はポーランドを拠点とし、女性主導でトレーニングを提供する団体です。Polish Food Sovereignty Network (Nyeleni Polska)の組織内におけるリーダーシップの必要性の高まりを受け、その支部として2019年に結成されました。

この財団は、医師、教育者、ガーデンデザイナー、環境保護団体のリーダーに加えて、芸術、アクティビズム、ソーシャルアニメーションの交差する分野で働くクリエイティブな人々を、まとめています。

この団体は、アグロエコロジーとパーマカルチャーの相乗効果を活用し食料システムを変革することを目指しています。例えば、コミュニティやエコロジーといった分野への環境・社会教育プロジェクトの導入に加え、気候変動の緩和、地域の食料システムの変革、食用都市庭園の設計等を支援しています。

「ラボ」としてのアプローチでは社会運動の教育学的手法、即ちコミュニティ行動研究、参加型およびピア・ラーニング、試験的イノベーション等を利用しています。トレーニングは、リーダーシップスキル、互恵関係、世代間コラボレーション、リジェネラティブなアクティビズム、デザイン思考、多様な知識を用いた対話を育むものです。多数の教育リソース抱えており、その提供形式は、ポッドキャスト、動画のチュートリアル、手引書、Web Docs、ワークショップのスクリプトと様々です。
これまで手がけてきたプロジェクト:

  • 地域の種子保管に関する、オープンソースのオンライントレーニング (10回)
  • ポーランド国内初の「Community Seed Home」を試験的に実施
  • ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、ワルシャワで、ウクライナ人移住者のための文化的催しをリジェネラティブなガーデンイベントとして共同開催
  • 「Supermarket Museum & Garden in Your Hands」と題した国際的なWeb Docsを共同制作

地域の食料システム戦略をスケールアップおよびスケールアウトする方法として、刺激的で教育的、かつ経済的に実行可能で、同時にチーム主体でもある、ラーニング・プログレッションズ経路とパーマカルチャー設計サービスの開発を目指しています。

  • 2023
  • Young Projects
Photo: Agro-Perma-Lab Foundation (APLab)

プロジェクト情報