Farms Not Arms (武器でなく農場を)

武器でなく農場を(Farms Not Arms)は、食糧確保、気候変動、難民危機への長期ソリューションを作成するため共に働く国際集団として2018年にスタートしました。同団体は、世界で最も難民比率の高い国、レバノンで活動を開始し、再生農業を通して生計の手段を提供する拡張性のあるモデル農場を作ることを目的としています。

同農場はまた、栄養、再生、社会的一体性という3つの柱に基づき、レバノンの国民と難民たちが一緒に作物を育て、再生スキルを学び、社会的分断を癒やすコミュニティセンターでもあります。

同プロジェクトは、2018年の夏にレバノンのベッカで行われた難民と地元コミュニティーとの利害関係者会議から始まった多くのヒューマンデザインスプリントとワーククショップの結果です。その後、学際的な専門家によるスプリントがニューヨークで繰り返し行われ、両者からの情報がすぐに実施可能でソリューション志向の農場デザインに反映されました。

Farms Not Armsのホリスティック(総体的)で体系的なフードビジョンにより、レバノンの農業システムは自給自足を達成し、国土のわずか3%を使用しながらすべてのレバノン人と難民に食糧を提供することとなるでしょう。

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