Institut Janeraka (ジャナレカ 研究所)

Janeraka Instituteは、アマゾン地域Altamiraに住み、50年前までグローバルな社会との接触を拒んでいた、Awaeteの祖先たちから誕生しました。世間と関わるようになって以来、Awaeteの人々は、数多くの心理社会的・生態学的困難に直面してきました。

最初の接触後に起きてしまったジェノサイドやエスノサイドによってもたらされた惨状は、水力発電所の建設や採掘活動によって悪化し、世界でも最悪レベルの森林破壊を引き起こしました。これはまたこの地域だけでなく世界の水上生活者や土地、森林の存在をも脅かしています。

JanerakaはAwaeteの言葉で「私のでもあなたのでもない、私たちの家、その家はその手入れをする人のものである」ということを意味します。Janeraka Instituteの活動のすべてはAwaeteの伝統文化の強化と、他の森の人々との知識と慣行の交換を中心としています。

プロジェクトを通じて共同で作り上げてきた事:

  • 「Awaete Agenda」とは、先住民の権利と関係性における倫理に焦点を当てた、先住民族と非先住民族、その他の森の住人の間にある関係性を考察することを目指す、知識交換プログラム。
  • 口承性の慣例を強化するポッドキャストチャンネル「Janereka」は、Art Artivismを受賞。
  • 「Kujy Ete Women’s Collective」は「Ka’a Body: Cosmovision of the Rainforest」と呼ばれる先住民芸術の国際展示に参加し(先住民族のキュレーターによって演出された)、制作した2本のドキュメンタリーで受賞。
  • 「Janereka Ryru」はAwaeteのマルチメディアコレクションプラットフォーム。Awaeteの遺産を植民地支配から解放し、Awaeteの人々自身の手で使えるようにすべく設計されている。
  • 2023
  • Young Projects
Photo: Institut Janeraka (ジャナレカ 研究所)

プロジェクト情報