Tree Talk Plus

Tree Talk Plusは2014年にウガンダで設立され、学校内外を問わず特に若者や子どもたちに焦点をあてて活動しています。

この団体は「質の高い生活を営む、自然をベースにしたコミュニティ」を目指しています。この団体はウガンダのコミュニティにおいて、より良い土地利用の実践、気候変動起因の大災害に対するレジリエンス(回復・復元・復活する力)の向上、一般市民の生活水準の向上を実現するため意識改革に取り組んでいます。

この団体は、対話(Communication)、教育(Education)、参画(Participation)、啓発(Awareness)の頭文字を取ったCEPAアプローチを採用しています。CEPAアプローチでは価値や機能に関する啓発を行い、学びを可能にする教育的なアプローチのための場を作ることを目的としています。そのために、アドボカシー活動、普及啓発の活動、対話、メディアやジャーナリズムとの関わり、オンサイトとオフサイトでのデモンストレーションの実施を行っていきます。

このアプローチを用いることで、環境と天然資源に関するアドボカシー活動とロビー活動、研究、資源の責任ある管理と監視といった分野でトレーニングの推進を後押しすることができます。

この団体は2019年以来、ウガンダの50以上の団体が参加するFarmer Managed Natural Regeneration (FMNR) Networkの事務局を務めています。このネットワークは、国内においてFMNRモデルを拡大していくことを目的としています。FMNRモデルは農地や荒廃してしまった森林・景観の一部である、重要な在来種の樹木を再生するために役立っています。FMNRネットワークは過去2年間で、98,350ヘクタール以上の農地・林地の再生を支援しました。

  • 2023
  • Influence Award