School of the Earth (SoE)は2009年にギリシャで設立されました。この団体はリジェネラティブな未来に向かって、人々が自らのニーズを再定義し生活を再設計できるよう情報を提供し、教育を行い、インスピレーションを与え、サポートしていくことを目的としています。
この団体は、以下の内容に沿って活動を展開しています。
- パーマカルチャーデザインとリジェネラティブ農業
- 再生可能エネルギーとオフグリッドシステム
- 気候危機と自然に基づく対応
- 自給自足のスキル
- コミュニティーの構築と文化の再建
- 難民支援、職業訓練、社会的統合
2013年まで、この団体は都市型コミュニティセンターとしてアテネの物理的・社会的空間の変革を手掛けていました。その後郊外の小さな農場に移り、パーマカルチャーに関するコミュニティセンター兼テストセンターを作りました。テストセンターでは地中海性気候に関する様々な技術を研究し、その実験を行っています。これはギリシャ初のパーマカルチャー教育センターとなり、現地のネットワークにおける中心的な役割を担っています。
これまでの活動内容:
- ギリシャ国内外の農場、企業、難民居住区、遠隔地コミュニティ向けに、土地に根ざした再生可能なプロジェクトやオフグリッドの再生可能エネルギーシステムを設計・構築。
- 150のセミナーと80の長期教育プログラムを企画。総勢7,000人以上が参加し、学生のプロジェクト支援にも繋がった。
教材やマニュアルを作成。
- 食料主権、エネルギー、公平な温暖化対策に対して活動を行う現地の草の根団体と協働し、関連イベント、集会、フェスティバルを企画。結果的に10,000人以上が参加。
- ギリシャの難民キャンプでパーマカルチャーデザインを紹介し、農的暮らしに関するスキルシェアを行いました。これらをキャンプで普及させることで、社会的な統合と起業家的イニシアチブの発展を促進。