2015年2月に設立されたBari Wesnaは、勢いを増す森林伐採やアマゾン先住民の生活に迫る脅威に対処するべく、誕生しました。持続可能性とジェンダーエクイティに焦点を当て、先祖伝来の知識と現代の知識を統合することによって現地の生態系を修復するというビジョンを掲げています。
この団体はウカヤリ、ワヌコ、ロレートの領土を含むペルー・アマゾンの、豊かな生物多様性を誇る自然環境で活動しています。現地の先住民コミュニティは森林伐採や天然資源の喪失、気候変動の影響といった脅威に直面しています。
Bari Wesnaはシピボ=コニボ族、アシャニンカ族、ヤネシャ族と密に協力し、彼らの土地や共同林管理への積極的な参加をコミュニティに促しています。また、自然環境を傷つけること無くコミュニティの福祉と発展に貢献しながら、コミュニティに収入をもたらす持続可能な経済活動を推進しています。
設立以来、Bari Wesnaは持続可能な森林プログラム(Sustainable Forests Programme)で成功を収め、劣化した土地の森林再生や土地のガバナンス強化を推進してきました。また、先住民コミュニティに対して持続可能な資源管理に関するトレーニングを提供し、現地や国際組織との重要なパートナーシップを築いてきました。