PermaQueer

PermaQueerは先住民およびクィアが主導するプラットフォームで、エコロジーのアドボカシーや教育に焦点を当てつつ、ファースト・ネーションやLGBTQIA+の人々、疎外されたコミュニティへのエンパワメントを推進しています。オーストラリア、ニューサウスウェールズ州北部のGithabuol Countryにある、クィアコミュニティに拠点を置いています。

2019年に設立され、当初はエコロジカルデザインや食のリテラシー向上を目的としたパーマカルチャー教育を現地のクィアコミュニティに提供するところから始まり、その後、レジリエンスを備えた主権的なローカルフードシステムを世界中で開発することをミッションに掲げるようになりました。

PermaQueerのアプローチは社会的およびエコロジカルなシステムを統合し、システムデザインの方法論を用いて協働力を高め、再生的なアクションを促進します。これにより、異なるコミュニティや団体を結び付け、しばしば別個の存在だとみなされがちな両者間の溝を埋めることができています。

Spring Prize 2021でインテンショナル賞を受賞してから、いくつかの取り組みを始動させてきました。以下に、いくつか例を挙げています:

  • TEDxPermaQueer 気候変動に対する文化的返答(Cultural Responses to Climate Change):先住民のリーダーを招いたグローバルシンポジウム
  • VicHealth’s Future Healthy Food Hubs:ビクトリア州の多様な若者のための2年間にわたる訓練機会および援助
  • Youth Food Collective:再生的な食システムに焦点を当てた若者向けアドボカシーネットワーク
  • Youth Living Food Charter:未来の食システムに関する協働ビジョン構築プロセス
  • Queer Regenerative Design Course:96名以上の個人を対象にトレーニングを提供し、そのうち半数に奨学金を提供
  • 地域の取り組みへのサポート:食料交換、交流、ガーデントレイルの促進”

また、World Community Development ConferenceやAustralasian Permaculture Convergence 2022など、多数のイベントでプレゼンテーションを行いました。これらの活動を通じて、PermaQueerはレジリエンスを構築し、コミュニティとのエンゲージメントを高めながらエコロジーに関する課題解決に取り組んでいます。

  • 2025
  • Young Projects
Photo: PermaQueer

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