エジンバラ・ネピア大学 The Lions’ Gate Garden

The Lions’ Gate Gardenは、エジンバラ・ネピア大学のマーチストンキャンパスを拠点とする都市型パーマカルチャーのプロジェクトで、同大学のSchool of Computing, Engineering & the Built Environment、School of Arts & Creative Industries、および Properties & Facilitiesの支援を受けています。

このプロジェクトの設計と開発はパーマカルチャーの12原則及び3つのコア・エシックス(人々のケア、地球のケア、公平な分配)によって導かれています。Gardenはそれに従う形で、学生、スタッフ、地域社会及び国際的なコミュニティに対して、安全で友好的かつヒントを与える空間を提供することを目指しています。また、例えば、デジタルメディアが環境に及ぼすインパクトを調査しつつ、自然への探求と没入を通して持続可能な未来を育てるなど、持続可能でリジェネラティブな活動を思い描き実際に「行う」ことで、個々に力を与える方法を模索しています。

現在の活動内容:

  • 野外授業
  • 屋上緑化
  • ストーリーテリング・スローン
  • 演出
  • 生きたジオデシック・ドーム
  • 休憩スペース
  • 雨水収穫システム
  • 小道
  • 電源と配管
  • 持続可能性に関する図書室
  • その他多くの、学生、スタッフ、市民らの手による、自身のための創造的な介入

このプロジェクトは、キャンパス内の空間の更なるリジェネレーションへと発展しました。例えば屋上の割り当てや空間の再野生化など。また、大学内外の議論にも影響を与えています。

Lions’ Gateがそのプロジェクトについてまとめた論文は2021年の「Research Excellence Framework Impact Case Study」の「Blended Spaces Design」部門で4位に入賞し、地球と人間の健康に関する出版物やイベントにも貢献しました。2022年9月、Lions’ Gateは、Climate FringeやGreat Big Green Week、それにPermaculture Associationの行うイベント「My Green Community」の一環として、公開イベントを開催しました。

  • 2023
  • Permaculture Magazine Award
Photo: エジンバラ・ネピア大学 The Lions’ Gate Garden

プロジェクト情報