AMORAの目標は、現地の川を綺麗にして人々が再び泳げるようにすることです。
30年前、人々は川で泳いだり釣りをしたりすることができていました。子どもたちも、水や自然を身近に感じながら遊んでいました。しかし今では川の色は黒く濁り、匂いも臭く、魚がいない川となってしまいました。川の水質も常に「悪い」と評価を下されています。
昨年ポルトガルのモンテモール・オ・ノーヴォという街で、下水道システムが壊れるという事故がありました。またもや川の汚染に直面した現地のコミュニティは川を綺麗にするために組織化し、積極的に動き始めました。そして彼らは、実践的なアプローチと政治的なアプローチの二方向から活動を開始したのです。
川岸に住んでいる人をはじめとして約40人が集まり、新しい形での集団的土地管理の確立に向けて平等な民主主義下での審議を始めました。彼らは社会的かつ生態学的でリジェネラティブな実践を通じてのみ、川とそれが象徴する全てを再生することができると信じています。
この団体が目指すこと:
現地のコミュニティの人々は、5年後また川で泳げるようになりたいと願っています。そして、世界中で活動する同じ境遇の人々にもインスピレーションを与えていきます。