Glasbren(ウェールズ語で「若木」の意)はパーマカルチャーのスキルや栄養価の高い地元食材へのアクセスを提供し、コミュニティ規模の農場が果たす生態学的および社会的、文化的再生における役割について探るべく、設立されました。
設立初期、団体は3エーカーの包括的にデザインされた食にまつわる生きた景観を創出し、そこから最大50世帯に毎週野菜ボックスを提供するコミュニティサポート型べジボックスプログラムを実施しました。
パンデミックや生活費危機のなか、GlasbrenはSocial Farms and GardensやUWE Bristol、地方自治体、フードバンク、慈善団体、ウェルビーイングハブなどの団体と提携し、連帯型野菜ボックスプログラムを試行した上で、不平等や食料貧困、廃棄慣習、食に関する健康問題を解決するにあたって農場がどう貢献できるかについて探りました。Glasbrenは季節に合わせた食事や食物栽培に関する無料のワークショップやビデオ、リソースを提供し、現地の子どもや学校とも連携して活動に取り組みました。結果的に、定例かつオープンなコミュニケーションやボランティアプログラム、コミュニティイベント、祝宴会、オープンデイ、そして地域および全国で戦略的パートナーシップを育む形で、自然発生的パーマカルチャーコミュニティを醸成しました。
2023年、Glasbrenは自然や人間、地球のために活動するという使命を抱く134エーカーのナショナルトラスト農場の長期的管理者に選出されました。新しい農場は元の場所からわずか9マイル離れた場所に位置しており、既存のコミュニティネットワークを活用しながら、Glarbrenはコミュニティハブを構築し、アクセスしやすく安全な地元産食料を供給し、このような農場が再生の手段になり得ると示す道しるべ的な存在になることを目指しています。