YICE ウガンダは、ブコンペ難民キャンプやその近隣コミュニテイと協力し、飢餓と貧困を減らすため、小規模農家に再生農法のトレーニングやフレキシブルな金融サービスを提供しようとしています。
ブコンペ難民キャンプは、ウガンダ最小のキャンプの一つで、地方政府や開発パートナーから注意を払われづらい現状があります。本キャンプには2800名以上の難民が居住しており、その75%は女性と子どもです。
90%以上の家庭は小規模農家で生計を立てており、毎年同じ土地で栽培をしています。結果、地域の生物多様性に影響を及ぼす肥料や危険な農薬の使用が避けられず、土壌の劣化や食物生産性の低下、ひいては食糧不足、子どもの栄養不足、収入不足につながります。同地域では、炭焼きによる大規模な森林破壊も起きています。
YICE ウガンダは、ブコンペ難民キャンプの居住者と持続可能な農法(パーマカルチャー、植樹、オーガニック肥料の生産と使用を含む)をつなげる取り組みを行っています。100名以上の女性農家がパーマカルチャー農法の研修を受け、20のパーマカルチャー庭園が造られました。