Kariri-Xocó族は、自分たちが生存していくために昼夜を問わず闘っています。彼らの領土内には、ブラジルにのみ存在するバイオーム(生物群系)であるカーチンガと、大西洋岸森林が交差する、唯一無二のバイオームがあります。彼らの村は、彼らの言葉で Oparáと呼ばれるブラジルのサン・フランシスコ川のほとりに位置しています。そのような場所にありながらも、川が苦しみに喘いでいるため、彼らの土地や植物は干上がっています。
Sabuká Kariri-Xocóカルチャーセンターは自分たちの生活と、そこに棲むすべての生き物の生活を守るために闘うという使命を持って生まれました。彼らの先祖がしてきたように、子ども、若者、年長者を集め、共に活動しています。文化を育むだけでなく、コミュニティガーデンを作り、1日に最大100人のグループで収穫、自給し、Toré (訳注:神々に感謝し祈りを唱える儀式)、対話、ゲーム、サッカーなどの活動をしています。
彼らの夢は、先祖の記憶を取り戻し、食料、共同作業、団結、自分たちの文化の強化を約束することです。このプロジェクトによって、自分たちの民族と村が生き延びる大きな可能性を見出しています。これは彼らの民族に、抵抗することで生まれる希望を与えます。