Associação Terra Sintrópica

シントロピック大地連合(Associação Terra Sintrópica)は、ポルトガルのメルトーラで、砂漠化、過疎化、気候変動といった同地域に影響を及ぼす一連の問題に対応するため(意欲を持った市民が集まり)グループが形成され、協働精神をもって2018年に誕生しました。

参加型でコミュニティーベース、そして多くの利害関係者を含める手法により、「将来に向けた実験の地、メルトーラ」として再生のベストプラクティスを開発し、反復再現可能なプロトタイプとなることを目指しています。「使用による再生」により地域の食物ネットワークの形成を促し、アグロエコロジーを駆使した農作ソリューションをテストし適用します。

ロジスティックスセンターとデモンストレーションのためのパイロット農場を運営し、そこでは、他の農家も同様のものを使用できるよう、この地域にベストの結果をもたらす再生プラクティスを試しています。この取り組みにより現地の自尊心が高まり、社会的かつ経済的な視点が生まれ、地域に新しい定住者や企業を呼び込んでいます。同チームのメンバーは12名に増え、60名を超えるボランティアとインターンが訪れて貢献し、また修士課程や博士課程の学生たちが一緒に実験と研究に勤しんでいます。

  • 2021
  • Intentional Projects
Photo: Associação Terra Sintrópica

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