Bioregional Weaving Lab (Waterford)

Bioregional Weaving Lab Waterfordは個別の取り組みをまとめて集団で結果を出すアプローチに変えることで全体的な変化を起こすべく、場所をベースとしたアプローチを取っています。そうすることでまた、長期的な変革とリジェネレーションをも支援しています。景観、海景、地域社会の繁栄を支えられるような、レジリエンスを伴った食料システムの構築を目指しています。

活動内容:

  • ネットワークとデスクトップリサーチを駆使して地域の食料システム全体の利害関係者とつながりを作っています。その範囲は、アイルランドのウォーターフォード地域の農家、教師から、意思決定者にまで及びます。現地まで赴いて彼らに会い、信頼を築き、マルチステークホルダー・ワークショップも主催しています。
  • 土壌、流域、バイオタイプの地図を見て、土地を歩き、人々と話すことで、その地域のバイオリージョンの自然な境界を特定しています。
  • システム変更の必要性を察し、戦略設計のためのツールと方法論を適用ながら、バイオリージョン内の農村および都市環境でのホリスティックな(自然、社会、財政、および精神面での)再生を推進しています。

アイルランドのBioregional Weaving Labは2019年に始まり、ウォーターフォード市内の、リジェネラティブな庭園を備えたGROW HQカフェにあるGrow It Yourself (GIY)事務所に場所を構えています。GIYは2008 年に設立された社会的企業で、学校、コミュニティ、会社、メディアプログラムを通じて食への共感を高めています。彼らの支援により、参加者約100万人が、自らの食料の少なくとも一部を栽培し始めています。

アイルランドのBioregional Weaving Labは、Commonland、Ashoka、The Presencing Instituteが取り持っている拡大中の欧州共同体の一員です。

  • 2023
  • Permaculture Magazine Award
Photo: Bioregional Weaving Lab (Waterford)

プロジェクト情報