Cooperativa Tonanzintlalliは、先住民族Matagalpaの女性たち23人によって結成されました。
地域の土地や人々との適正な関係の中で、木々の作る影のもと育つ、リジェネラティブな有機コーヒー豆を栽培し付加価値をつける取り組みを行っています。このプロジェクトを通して女性たちは、先住民族として持つ環境や文化的知識、それに加えて経済的・政治的自己決定を回復・促進させ、守っていくことを目指しています。
Tonanzintlalliとは、神聖な母なる大地を意味します。母なる大地の権利、地球と、その創造物と、我々の間にある神聖な関係性を守ることに邁進しています。コーヒー豆ブランド「Café D’Yasica」は、その志と品質の良さで、国内の賞をいくつか受賞しています。こうした癒しの象徴は、アグロフォレストリーの実践を通じてこそ可能となるものです。そこでは、森林と水を保護・再生し、人々に生活の糧と収入を提供することで、採掘活動に頼る必要性を軽減することです。
この協同組合はまた、より大きな規模での先住民コミュニティの結束と健康にとって、重要な役割を果たしました。コロナウイルス感染拡大の期間中、若者向けの文化開発やプライマリヘルスケアサービスといった活動を率いるとともに、資金提供も行いました。