Rwamwanja Rural Foundation (ルワムワンジャ農村財団)

勝者

Rwamwanja Rural Foundationはウガンダを拠点とする、難民主体の草の根団体です。特に難民キャンプ内のコミュニティや、東アフリカの気候変動に影響を受けている周縁化されたコミュニティなどと組んで取り組みを行っています。

この団体が支援する難民集団は、飢餓と栄養失調の高いリスクに晒されていますが、これはパンデミックとロシアによるウクライナ侵攻によって引き起こされた物価の高騰でも悪化しています。更に、難民となった人々に食料や医薬品を提供し、その他生活ニーズを満たしてくれるはずの生態系は、集約的農業、大量灌漑、乱獲、家庭用燃料とされる薪や木炭を作るための森林伐採といった、過剰な搾取のために、もはや完全には力になってくれません。こうした荒廃した生態系は、気候変動の影響に対する回復力が弱く、生活や健康に影響を与えるため、難民や避難民の気候に対する脆弱性を増幅させるという悪循環を生み出しています。

この団体は、難民の若者がその潜在能力を発揮し、人生を変えられるようにするために、設立されました。彼らのコミュニティが地域の生態系を回復させることで、気候へのレジリエンスと生物多様性を改善できるようにしつつ、リジェネラティブな農業活動の恩恵により彼らが栄養価の高い食料を入手しやすくなることを狙いとしています。パーマカルチャー、先住民族の農業技術、現地の言語、それに手頃な価格で入手しやすい最新のデジタル技術を組み合わせて、支援の届く範囲と全体的な影響力を高めています。

この団体が目指すこと:

  • リジェネラティブな農業と森林再生に関するトレーニングプログラムを提供
  • トレーニング実施用のハブを開発
  • 難民や地域コミュニティのメンバー、とりわけ女性たちを、起業家にすること

今後5年で12のトレーニングハブを設け、9,000人にリーチする

  • 2023
  • Young Projects

プロジェクト情報