Xingu種子ネットワーク協会

Associação Rede de Sementes do Xingu(Xingu種子ネットワーク協会)は2007年に誕生し、2014年に非営利団体となりました。ブラジルのMato Grosso州、Xingu川流域を拠点としています。ネットワークは、以下のメンバーで構成されています。

  • 600人以上の種子採集者。
  • 採集者たちは全体で26のグループを構成しています。このうち12のグループは3つの異なる先住民のテリトリー、7グループは家族経営の農業集落、2グループは都市部に住み、5グループは混合グループ(集落や都市からの収集家が混在)です。

この団体が発足したのは、Xingu先住民テリトリー(TIX)の共同体が、特に同地域に水を供給している河において急速に進んだ森林破壊の影響を経験し始めたからです。TIXのリーダーたちは地域的な計画を立てることで水の供給を保護し、在来種の種まきと農業機械を使った規模の拡大を通して森林再生を開始するため、Y Ikatu Xinguキャンペーンに着手しました。

この取り組みは地域の植林に必要な種子の安定的な需要を生み出し、森林の種子を共同体として生産するネットワークRede de Sementes do Xingu(Xingu種子ネットワーク)を構築するきっかけとなりました。共通の目的のためにこの地域のさまざまな社会的活動家を結びつけるという画期的な成果を上げたのです。

このネットワークは、「良い暮らし」の原則に基づいた対策を推進するものです。

活動内容:

  • 種子の販売
  • 公的機関の採集者からのデータの記録、更新。
  • 国内および国際的なプロジェクトに積極的な参加、およびその活動の支援。
  • 2023
  • Ancient and Indigenous Wisdom Award
Photo: Xingu種子ネットワーク協会

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