Fundo Abraço (乾杯 基金)

Fundo Abraçoはブラジルのサンパウロで活動しています。この団体はVila Anglo、Jaraguá、Luzの3地区を対象としています。

サンパウロは世界で最も大きく最も不平等な都市の一つです。 特に低所得者層が抱える社会環境的な問題に悩まされています。Vila Anglo地区は比較的裕福な住宅街の中にある「困窮地域」であり、失業、飢餓、組織犯罪、家族が請求書や家賃を支払えないことによる立ち退きなどの問題が発生しています。Jaraguá地区とLuz地区も同様に、深刻な失業率と低所得者数に悩まされています。

連帯基金と幅広い活動は、低所得世帯の生活費と不平等を減らして食料安全保障を改善していくことを目的としています。保温調理器「Fogão de Caixa」やソーラークッカーなどの家電を配布しています。これらの家電の活用により、調理用ガスの使用量を最大75%削減することができます。つまり、化石燃料の削減とともにお金の節約にもつながるのです。

活動では連帯感を大切にしています。受益者のご家族には、機器によって節約できた金額の何割かを寄付していただくようお願いしています。これにより、さらに多くの機器を無償で配布しそのメリットを皆さんと共有することができるようになるのです。

将来的には、以下のことが可能となる幅広い技術の活用を目指しています。

  • 太陽光で発電をすること。
  • 生活排水や雨水を回収・処理し、再利用すること。
  • 温水を作ること。
  • 食料を育てること。
  • 2023
  • Intentional Projects
Photo: Fundo Abraço (乾杯 基金)

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