NILE Journeys

NILE Journeysは、2016年にナイル川流域のコミュニティのためのプラットフォームとして設立されました。その取り組みはナイル川流域諸国にあるコミュニティ・ハブを通じて展開されています。現在8つのハブがあり、それらは今も拡大しています。

ナイル川流域のコミュニティは自然の、人の、科学技術のウェルビーイングの不平等や制限に苦しんでいます。そのため人々も、気候変動やその影響に対して脆弱になりがちです。NILEという言葉はナイル川の雄大で活力に満ちた地域に言及しています。また、プラットフォームが目指す「Nurturing Impulses for Living Ecosystems(生きている生態系への情熱を育む)」の頭字語ともなっています。

ビジョンは、先住民族の知識とリジェネラティブな慣行に根ざした参加・体験型の学習スペースを通じて、ナイルのバイオリージョンで生命を肯定する行動を育むことです。

これまでの活動内容:

  • 9万7千人以上が参加
  • コミュニティ・ハブ8か所にサポートを直接提供
  • 対話スペースを3か所に設置
  • アグロエコロジー実証サイトを3か所に設立
  • 図書室を設置
  • 農村部のコワーキングスペースにレストランを共同設立
  • モリンガオイル圧搾施設を共同設立
  • 子供83人の教育を資金援助
  • 持続可能な形で168ヘクタールを再生
  • コミュニティリーダー35人に対し、対話を円滑に行うトレーニングを実施

この団体の2026年までの目標は、ナイル川流域の地域を超えたコラボレーションの手本となり、流域の他の分野や地域でも再現可能な、リジェネラティブな慣行を行うことです。

  • 2023
  • Permaculture Magazine Award
Photo: NILE Journeys

プロジェクト情報