Nourish All

Nourish Allはハワイを拠点に世界各地で活動していますが、特にウガンダ西部に位置するルワムワンジャ難民キャンプでの活動に重点を置いています。

この団体の活動は、ピープルケア、アースケア、フェアシェアといったパーマカルチャーの基本理念に根ざしています。食の力によって、栄養の採れるレジリエント(柔軟で強靭)でつながりのあるコミュニティを目指すことをビジョンとしています。最新のイニシアチブであるChange the Paradigmでは難民の人々の食料安全保障や生活を担保しながら、知識の共有方法に変革を起こしたいと考えています。

Nourish Allは現地のパーマカルチャーリストや活動家の人々に協力を仰ぎ、プロジェクトを進めています。現地の人々と協働する中でルワムワンジャには乾燥食品に対するニーズと機会、そして知識を広めていく余地があることがわかりました。この団体は、難民のリーダーを育てるためのプロジェクトを発展させていきたいと考えています。また限られた資源で何ができるかを示し、「専門家とはこのような人物である」という固定観念を変えようとしています。

団体の目的:

  • 難民の人々主導で、太陽熱を活用した付加価値の高い乾燥食品を開発すること。
  • オンライン教育プラットフォームを構築すること。

乾燥食品に関しては、まず協同組合を作る予定です。今後協同組合では、キノコやパラミツなどの自然乾燥食品を販売していきたいと考えています。

オンラインプラットフォームに関しては、まず資源が乏しく見過ごされがちな難民キャンプなどに身を置く南半球の教育者や活動家にスポットライトを当てていきます。そして、彼らの知恵を北半球に広めたいと考えています。このプラットフォームはパーマカルチャーと食料の栽培を対象としていますが、特に太陽熱を活用した付加価値の高い乾燥食品の開発に向けて重点的にトレーニングを行います。まずは、Rwamwanja Rural FoundationのBemeriki氏(難民キャンプに住むパーマカルチャーリスト)のトレーニングを共有することから始める予定です。

  • 2023
  • Intentional Projects
Photo: Nourish All

プロジェクト情報