Permayouth Kitgum

地域社会団体のパーマユース・キトグムは、ウガンダ北部にある、反乱後のキトグム地域で、パーマカルチャーの研修や積極的な活動を通じて、被害やリスクにさらされやすい若者のエンパワーメントを目指しています。

パーマカルチャーを実践するには、それぞれの状況に合った研修が必要です。この地域エンパワーメントプロジェクトは、急増する食料不安や貧困に直面する地域の経験から生まれました。その背景には環境や土壌の破壊、そして20年にわたる反乱から復興する中で活かしきれていない、若者の修復・再建・変革力があります。

パーマユース・キトグムではこのプロジェクトを通じて、様々な地域に住む恵まれない若者を対象に、パーマカルチャーの実践的な研修を毎月行っています。参加者たちはプログラム終了後、種や用具などを得て自立に向けて歩みだし、また他の人も実習プログラムに加わります。

パーマユース・キトグムはこの1年で、300名を超える若者にパーマカルチャーの実践的な研修を行い、食料不安や貧困、環境、気候問題に取り組むため、チームとして様々な地域づくりの事業を行ってきました。地域の家庭を対象としたプログラムでは、150か所で家庭菜園を作ったほか、地域内の食料不安軽減に向けて、500本を超える果樹を植えました。

  • 2021
  • Intentional Projects
Photo: Permayouth Kitgum

プロジェクト情報