MURAAL

再生の定義は白人中心の立場から行われている、というのがMURAALの基本認識です。つまりこれは、トラウマやトラウマへの適応から生じた思考や行動のシステムであり、植民地主義やその名残を存続させた集団の歴史や行動から生まれたものである、という認識です。

食品や健康、生活、その他客体化された指標で、何が「良い」とされるのか?その考えは中立的なものではなく、その歴史とつながっており、時間とともに「権力と特権」を得た基準と関係しています。この基準は欧州の白人たちが特定したものですが、それは世界的に広まり、現代社会の大半で存在しています。私たちは皆、この基準に左右されていますが、様々な不平等によって、その影響は異なった表れ方をします。私たちは、複雑なトラウマの歴史を抱えているのです。

プロジェクトでは、この問題に対して一人一人が自らの(そして集団としての)取り組みを展開するための学びを提供していきます。この全体的な歴史や地域独自の特性とは、各々の集団が異なる形で絡み合っており、その影響や経験の違いを認識しながら学んでいきます。

  • 2021
  • Intentional Projects
Photo: MURAAL

プロジェクト情報

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